TAILOR TOYOのSpecial Edition「港商商会」のスカジャンをご紹介します。SPECIAL EDITIONは、東洋エンタープライズの前身である港商商会時代に制作された港商ラベルと下げ札を復活させ、素材、縫製、ファスナー、緻密な刺繍、小・中・大・特大のサイズネームを用いて当時のスーベニアジャケットを彷彿させる仕上がりになっているモデルです。「朝鮮戦争真っ只中の1950年代にはPXへの納入シェアの大多数を占めていた港商の本物をスカジャンを50年後に新品で手に入れることができる」と言えるかもしれませんね...。
今回ご紹介するのは、第二次大戦後の1947,1948の刺繍が入ったウール・ジャケットのスカジャンです。自分は、「40年代にスカジャンがあったこと」そして「ウールのボディに刺繍されたこんな見事なスカジャンがあったこと」を初めて知りました。今まで見たスカジャンの中でも抜群にかっこいいですね!
前もすごくいいでしょ!襟付きで、ボタンで、袖口はカフ... そんなジャケットのスタイルと刺繍が見事に調和して独特の雰囲気を醸し出しています。ほんとかっこいいですよ、このスカジャン。
スカジャンの様々な柄の中でも(虎・龍・鷲...だけのも好きですが... )このジャケットのようにJAPANモチーフの中にもアメリカ人の遊び心が感じられるようなパターン(うまく伝えられないけど...)が自分は一番好きなんです。それにボディも襟付きのが特にお気に入り...。もうこれは我慢できそうにない...。
ここからは2007 TAILOR TOYOのカタログから抜粋です。当時このスカジャンが制作された経緯なども載っていて、とても興味深い内容です。---「背中、胸、両袖、裾にいたるまでの刺繍はまさに圧巻である。アメリカ海軍ギアリング級駆逐艦ガーク(GARKE)の乗組員たちが記念に制作したもので、柄には着用者の出身地であるオハイオ州クリーブランドの文字が誇らしげに刺繍されている。ジャケットの素材は圧縮ウールで、物資の乏しい時代であったことから、おそらく海軍に支給されたウールブランケットを仕立て屋に持ち込んで制作したものであろう。スカジャンの歴史を振り返る上で刺繍の秀逸さだけでなく資料価値としても非常に高い一着と言える。」
『KOSHO & CO. 』
TAILOR TOYO SPECIAL SUKA WOOL "Eagle & Dragon"
■品番:TT11455
■素材:ウールブランケット(裏地:レーヨン)
■カラー:NAVY(1色のみです。)
■サイズ:小・中・大・特大
■プライス:¥55,000 (W/TAX ¥57,750)
☆自分(173/60)は「小」を着ています。
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小・中がご用意できます。
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